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小沢被告第3回公判 「4億円」が示すものは? 「報告」あったか…切り込む指定弁護士

 「4億円」の記載が示すものは何か。「報告、了承」はあったのか。資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり政治資金規正法違反罪に問われた民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第3回公判。東京地裁で28日に始まった元秘書、石川知裕衆院議員(38)の証人尋問は事件の核心に質問が集中、公判は早くもヤマ場を迎えた。「きちんと記載したつもりです」。事件の構図を否定し、小沢被告との共闘を明確化した石川議員ら“小沢一門”の牙城を崩すべく、指定弁護士が鋭く切り込んだ。



 「ここに記載された『4億円』は何を指すのか」



 開廷から数分後。法廷内のモニターに映し出された政治資金収支報告書を背に、指定弁護士は事件の発端となった“問題の記載”への認識をただした。



 「小沢先生からお預かりした4億円です」。即答する石川議員。しかし、小沢被告が用意した4億円と、同額の銀行融資のどちらを記載したのか指定弁護士が追及すると、「預かった4億円を預金して担保にして、一つのスキームとして手続きしたので、お答えが難しい」と言葉を濁した。



 石川議員はこれまで、自身の公判で「融資ではなく、小沢先生からの借入金を記載した」と述べている。ニュアンスの変化は「記載は銀行融資」とする小沢被告弁護団の主張とのズレを埋めた形だ。



 この後も指定弁護士は記載の認識を繰り返し質問したが、石川議員はあいまいな証言に終始した。



 最大の焦点の「小沢被告への報告、了承」でもあいまいさが残った。



 法廷では収支報告書の作成方法など陸山会の会計事務の引き継ぎ内容をまとめた石川議員自筆のノートが初めて提示された。



 指定弁護士はその中で「全体、先生に見せる」との記述を問題視。「小沢被告にまとめたものを見せるという趣旨ではないか」と尋ねると、石川議員は「だいぶ前のこと」としつつも、最終的には「そうだったかもしれない」と断定を避けた。



 また、関連政治団体の収支をまとめた自作の一覧表は、「忘年会前に『こうですよ』と言っていた」と毎年、小沢被告に報告していたことを認めた。



 にもかかわらず、土地代金の不記載など核心部分については、「報告していない」と全面的に否定した。



 十数年来の「師弟」が被告と証人として邂逅(かいこう)することになった法廷。小沢被告は石川議員と視線を交わすことなく、時折、目を閉じるなどしながら、終始無表情でやり取りに聞き入った。





(この記事は社会(産経新聞)から引用させて頂きました)



























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