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被災地の声「3人目、裏切ってほしくない」野田氏選出



 東日本大震災で被災した東北3県の住民は、次期首相となる民主党新代表に復興の進展を期待する一方、「同じことの繰り返し」と冷めた目で見つめた。



 仮設住宅を待つ50世帯85人が避難している宮城県石巻市の蛇田中学校の体育館では、民主党新代表選出のニュースに関心を示す人はおらず、70代の女性は「野田さん? 誰だべ?」とテレビの前を素通りした。



 5カ月近く体育館で暮らす本木軍治郎さん(75)は「菅さんよりましだと思うが、野田さんには被災地のためになにかやってくれないと。私たちがまだこの避難所にいることで子供たちに迷惑をかけているのが申し訳ないから」と運動場で運動会の練習をしている中学生らを見やった。



 「さすがに3人目は裏切ってほしくないよね」と顔をしかめるのは、岩手県陸前高田市の仮設住宅で暮らす新沼慶子さん(69)。実直で演説がうまい野田氏に興味を持ったものの、「この人で一国のリーダーシップが取れるのかどうか。また小沢グループの別の人が力を持って、同じことの繰り返しじゃない? そんなの考えられない」とため息をついた。



 被災した店舗を再開させたばかりの同市の石川恭介さん(67)は「野田さんには、被災地の経済が早く元通りになるように何とかしてほしい」と要望。しかし、コロコロ変わる民主党の政策には不信感が消えず、「復興で被災地の中小企業にまで金が行き届かない事態にならないか」と不安そうに話した。



 一方、福島県双葉町の元町議、川原光義さん(69)は「野田さんは党内や野党との協調に努めると主張しており、復興や被災者対策が進みそうで、ほっとした。被災地の生の声を国政に反映させ、被災地に希望を持たせてほしい」。同県南相馬市の会社経営、田中章広さん(37)は「被災地対策はどの候補も違いが見えず、代表選には注目できなかった。菅首相時代は、与野党とも退陣問題ばかりだった。今後は、超党派で政治が国難に立ち向かっていく姿を見たい」と話していた。





(この記事は政治(産経新聞)から引用させて頂きました)



























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